日々の発電量
住宅用7kW太陽光発電システムの2022年10月の日々の発電量です。
なお、太陽光発電システムの概要は導入検討記事の下部を参照ください。
総発電量は473kWh/月、売電量は385kWh/月、自家消費は88kWh/月、平均発電量は15kWh/日、最大発電量は28.6kWh/日、最小発電量は2.1kWh/日でした。
投資回収状況
売電額・自家消費分の電気代削減額・買電額を考慮して、投資回収状況を計算してみました。
【前提】
・売電単価:17円/kWh
・買電単価:35.0円/kWh (請求が遅く単価が不明なため8月単価を使用。基本料金を含む。税込み)
【結果】
・売電額:6,553円/月
・自家消費による削減額:3,072円/月
・買電額:3,419円/月
・太陽光導入前電気料金:6,495円
・太陽光導入後電気料金:-6,206円
・投資回収:12,701円
※2022年5月以降の投資回収金額は累積で87,134円です。
発電電力量と全天日射量の比較
気象庁のHPから居住エリア近傍の10月の全天日射量データをダウンロードし、発電量との相関を確認しました。
日射量が1日で20MJ/㎡を超える日がついに0日となりました。。。
10月は天気が悪かったですね。休日に晴れる日も少なく、天候に恵まれない月でした。
月毎の回帰式の傾きは以下の通りです。ついに日射量当たりの発電量が低下しました。
真南に向いた屋根への一面設置ではなく、北向き方向にもパネルを置いているからです。
冬になり日が傾くほど、悪さ加減が出てきます。
5月:1.56
6月:1.54
7月:1.54
8月:1.56
9月:1.56
10月:1.51
時刻毎の発電量
5月以降の時刻別の平均発電量をグラフにしてみました。
各時刻での発電量が、5月と10月を比較すると各時刻において1kWhくらい低下しています。
また、10月は5時と17時の発電量がゼロになっています。
燃料費調整単価の推移
過去の記事で燃料費調整単価の推移について記載しましたが、最新情報を調べてみました。
東京電力の家庭用の料金プランには、従来の”規制料金”と呼ばれるものと、電力自由化後の新プランである”自由料金”の2つがあります。
2022年9月以降、規制料金は上限の5.13円/kWhに張り付いています。2021年1月の単価が-5.2円/kWhのため、約1年半で1kWhあたり10円程度高くなっています。
一方の自由料金は、2022年12月に約12円/kWhまで上昇しており、今後もまだまだ上がりそうです。
(このあたりが太陽光システム導入に踏み切れた理由でもあります)
2022年12月の燃料費調整単価は、自由料金のほうが規制料金よりも1kWhあたり6.79円高いため、消費電力量によっては安価なはずの自由料金の方が高くなる逆転現象が起きていそうです。
ただ、東電は中間決算で最終損益が1433億円の赤字であることなどを受け、規制料金の値上げを検討しているようで、この逆転現象がどうなるかは東電の新しい規制料金の価格次第でしょうか。
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