2022年6月の7kW太陽光発電システムの実績発電量です。

太陽光発電

日々の発電量

住宅用7kW太陽光発電システムの2022年6月の日々の発電量です。梅雨の時期ですが雨の日が少ないため、事前シミュレーションの30%増しで発電出来ました。なお、太陽光発電システムの概要は太陽光発電システムの導入検討ページ下部を参照ください。

総発電量は821kWh/月、売電量は670kWh/月、自家消費は151kWh/月、平均発電量は27kWh/日です。最大発電量は43.5kWh/日、最低発電量は4.77kWh/日であり、天候(日射量)により発電量は約10倍も違いました。

発電電力量と全天日射量の比較

気象庁のHPから居住エリア近傍の6月の全天日射量データをダウンロードし、発電量との相関を確認しました。5月のデータや回帰式の傾きを比較しても、大きな違いはないですね。

最低発電量が0kWhでなく5kWh程度であるところに、たとえ雨でも僅かながら発電してくれている太陽光発電システムの意地を感じます。

投資回収状況

売電額・自家消費分の電気代削減額・買電額を考慮して、投資回収状況を計算してみました。なお、経産省のFIT受付窓口が混んでおり、売電開始日は未だ未定です。。。発電量が多いこの時期に売電できないのは悲しいです。

【前提条件】
・対象期間:6/1~6/30
・売電単価:17円/kWh
・買電単価:32.9円/kWh (我が家の実績値であり基本料金も含んでいます。税込みです)

【計算】
・売電額:0円
・自家消費による削減額:4,977円
・買電額:2,744円

・太陽光導入前電気料金:7,724円
・太陽光導入後電気料金:-2,234円

・投資回収:9,958円

繰り返しとなりますが、まだ売電できていないため、太陽光発電の導入メリットは自家消費分の電気代削減効果のみとなります。それでも電気代自体が高騰しているため、9,958円を投資回収できました。(なお、売電できていれば21,342円の投資回収でした。)

2022年5月以降の投資回収総額は14,287円です。
太陽光発電システム設置費用は税込み128万円のため、残りは1,265,713円です。。。

燃料費調整単価について

燃料費調整単価の推移 (東京電力エナジーパートナー株式会社のHP情報を基に作成)

最近は電気代、特に燃料費調整額が異常に高騰していますね。東電の家庭向け(低圧)の燃料費調整単価の推移を見てみると、約1年半の間に1kWhあたり10円ほど高くなっていました。太陽光発電システムを導入した立場として投資回収にかかる年数は短くなりますが、社会情勢等々含めて心配です。

時刻毎の発電量と消費電力量

6月のデータを用いて、時刻毎の平均発電量と平均消費電力量のグラフを作成しました。時刻毎の発電量については、6月と5月で大差はないです。

一方、消費電力量のグラフを見ると、6月の日中の使用量が増えており、在宅勤務中にエアコンを使った分が反映されています。この6月は異常気象により暑かったので、仕方ないですね。
太陽光発電を導入したメリットとして、暑いとき(たくさん発電しているとき)にエアコンを使うことへの罪悪感がなくなったことがあります。世の中の節電要請に対して、社会に電気を供給している側の為、悪い気はしないですね。

売電開始時期

2022年2月に申し込んでから4か月経過していますが、未だに売電が開始されません。経産省の窓口がかなり込み合っていて申請から売電開始まで3~4ヶ月かかると聞いてはいたものの、設置工事が先に完了したため売電できないもどかしさがあります。

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