日々の発電量
住宅用7kW太陽光発電システムの2022年5月の日々の発電量です。
太陽光発電システムの概要は太陽光発電システムの導入検討ページ下部を参照ください。
”設置後半月分”の限定的なデータではありますが、雨で太陽が出ていない日でも、5kWh/日以上発電出来ていることに驚きました。
総発電量は478kWh/月、売電量は412kWh/月、自家消費は66kWh/月、平均発電量は30kWh/日です。最大発電量は44.1kWh/日、最小発電量は7.9kWh/日であり、お天気(日射量)に大きく左右されますね。
発電電力量と全天日射量の比較
気象庁のHPから居住エリア近傍の5月の全天日射量データをダウンロードし、発電量との相関を確認しました。切片が0となる直線を引いてみると、相関関係は高いですね。
同じ全天日射量の日に発電量がブレるのは、気温による発電効率の低下や、3方向を向いている我が家の太陽光パネルによる発電タイミングのずれが原因だと思います。
この傾きを毎年同じ時期に比較することで、劣化や不具合等がわかるのではと思っています。
投資回収状況
売電額・自家消費分の電気代削減額・買電額を考慮して、投資回収状況を計算してみました。なお、経産省のFIT受付窓口が混んでおり、売電開始日は未だ未定です。。。発電量が多いこの時期に売電できないのは悲しいです。
【前提条件】
・対象期間:5/16~5/31
・売電単価:17円/kWh
・買電単価:32.7円/kWh (我が家の実績値であり基本料金も含んでいます。税込みです)
【計算】
・売電額:0円
・自家消費による削減額:2,163円
・買電額:1,590円
・太陽光導入前電気料金:3,756円
・太陽光導入後電気料金:-573円
・投資回収:4,329円
繰り返しとなりますが、まだ売電できていないため、太陽光発電の導入メリットは自家消費分の電気代削減効果のみとなります。それでも電気代自体が高騰しているため、4,329円を投資回収できました。(なお、売電できていれば11,328円の投資回収でした。)
太陽光発電システム設置費用は税込み128万円のため、残りは1,275,671円です。。。
時刻毎の発電量と消費電力量
5月の半月分のデータを用いて、時刻毎の平均発電量と消費電力量のグラフを作成しました。5時から僅かに発電を開始し、12時ピークとなり、18時にはほぼ0kWhになります。
消費電力量を見ると、発電していない夕方から夜間にかけてそれなりに電気を使っていました。蓄電池を設置して、日中の余剰電力を貯めておいて夜間に使いましょうという話ですね。
ただ、このグラフを作成してみて、発電電力量に対して消費電力量が小さいことに気が付きました。5月の発電量が多いことと、エアコン未使用であることを除いても、需要が少ないですね。太陽光パネルの容量は、7kWではなく4kWでもよかったのかもしれないです。
ただ、冬には発電量が大幅に落ち込む想定なのと、10年後にはエコキュートを使って電気でお湯を沸かしたり、電気自動車に充電しているはずですので、これでよいのだと自分に言い聞かせています。
売電開始時期
2022年2月に申し込んでから3か月経過していますが、未だに売電が開始されません。経産省の窓口がかなり込み合っていて申請から売電開始まで3~4ヶ月かかると聞いてはいたものの、設置工事が先に完了したため売電できないもどかしさがあります。
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