日々の発電量
住宅用7kW太陽光発電システムの2023年2月の日々の発電量です。
※太陽光発電システムの概要は導入検討記事の下部を参照ください
発電量:515kWh/月
売電量:354kWh/月
自家消費:161kWh/月
平均発電量:18kWh/日
投資回収
太陽光発電システム設置後の月別回収金額とその累積金額です。
累積の回収金額は約15.5万となりました。以下は、2023年2月の詳細です。
【前提】
・売電単価:17円/kWh
・買電単価:42.9円/kWh (請求が遅いため1月単価を使用。基本料金を含んだ税込額。高い。。。!)
【結果】
・売電額:6,021円/月
・自家消費による削減額:6,907円/月
・買電額:10,404円/月
・太陽光導入前支出:17,312円/月
・太陽光導入後支出: -2,524円/月
→投資回収金額 :19,836円/月
月別の発電量・自家消費量・買電量
2月の自家消費量は過去最大であった1月と同量でしたが、買電量は低下しました。この冬は1月が異常に寒かったので、2月のほうが買電量が少なかったようです。
10月の発電量(473kWh)よりも2月の発電量(515kWh)のほうが多いのですね。気象条件もあると思いますが、暑さの残る10月よりも発電量が多いのは意外でした。
発電電力量と全天日射量の比較
気象庁のHPから自宅近所の2月の全天日射量データをダウンロードし、発電量との相関を確認しました。全体的な傾向はこれまでと同様です。日射量の最大値はかなり回復してきました。
月別の回帰式の傾きは以下の通りです。傾き自体は低めです。
5月:1.56
6月:1.54
7月:1.54
8月:1.56
9月:1.56
10月:1.51
11月:1.43
12月:1.51
1月:1.43
2月:1.46
太陽光設置前の事前シミュレーションと実績発電量の比較
実績発電量、太陽光発電を設置前の事前シミュレーション(設置前sim)、毎月の実際の日射量を考慮したリアルタイムシミュレーション(リアルタイムsim)の数値を比較してみました。ちなみに、リアルタイムsimの値は、太陽光発電の設置工事をした会社がHPで公表している値を参考にしています。
まず、青色の実績発電量と灰色の設置前sim結果を比較すると、実績発電量のほうがトータルで16%も発電量が多かったです。実績発電量が設置前simよりもかなり発電量が多いので一安心したいところではありますが、設置前simで用いた日射量と実際の日射量に違いがあるだけとも言えるため、あまり意味のない比較結果だと思います。
次に、青色の実績発電量とオレンジ色のリアルタイムsim結果を比較すると、2022年6月以外は、実績発電量のほうが値が大きいことが分かります。とりあえず一安心ですが、2022年6月は何が起きたのだろう。。。微々たる差なので、あまり深くは考えないことにします。
トータルの発電量を比較すると、リアルタイムsimよりも実績発電量のほうが約8%ほど大きな値でした。太陽光パネルの発電能力が、仕様上の値よりも大きいのが主要な要因ではと推測しています。
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